劇場版Fate HF 2章感想!桜好きは購入不可避!!

Fate

 やっと観ることができましたー

 blu-rayを購入していたのですが、長期出張中で再生機器がなくてもどかしい日々を過ごしていました。目の前にblu-rayがあるのに観れない歯がゆさ ぐぬぬ(>д<)
 劇場で何度も観ているので内容は覚えているのですが、手元にあればやっぱり観たいじゃないですか。遅まきながら、感想を書いていきたいと思います。ネタバレが気になる方は回れ右でお願いします。

ストーリー

 第一章のラストでセイバーを失った衛宮士朗。
 通常サーヴァントを失ったマスターは戦線から離脱するが、士朗の戦いは終わらない。正義の味方になりたい士朗は、聖杯戦争で冬木市の無関係な人が巻き込まれるのは看過できない、何より桜を守りたい。日常の象徴のヒロインである間桐桜。stay night や unlimited blade works では文字通り日常の象徴だが、heaven’s feelでは桜までもが聖杯戦争に巻き込まれていること初めて知ることになる。

下屋則子さんの熱演が素晴らしい!!

(C) TYPE-MOON/ufotable/FSNPC

 雨の中逃げ出した桜は、これまで士朗に隠してきた全てを語ります。間桐の魔術師でそれを隠していたこと。士朗の監視目的で近づいたこと。何も知らない振りをしてずっと騙してきたこと。これまで我慢して隠してきた想いが、感情が堰を切ったように溢れだします。

「先輩の傍にいたい」
「私は、先輩の傍にいていい人間じゃない」
「自分がいればきっと先輩を傷つける」

理性だけで否定するには難しすぎる、人としての根源的な感情。また、桜には士朗との生活しか寄る辺となるものを持たないが故に、その想いは非常に強いものになります。

 原作でも屈指の名シーンですが、桜の声に下屋則子さんの声が乗ることで何倍も深みが加わります。 桜の苦悩。士朗は大切な存在、士朗を大切な存在だかこそ自分はいなくなるべきだ。ただ、あの空虚な世界に戻りたくない。そんな桜の複雑な想いを声として吹き込んでいただき、その一言一言は心に響きます。また、劇場パンフレットやこれまでの特番でもわ分かる通り、下屋さんが桜のことを本当に愛してくださっているのが、Fateファンとしては嬉しいですよね。

大迫力の戦闘シーン

(C) TYPE-MOON/ufotable/FSNPC

 アインツベルン城でのセイバーオルタとバーサーカーの戦闘。これまで通常戦闘では最強とされてきたバーサーカーですが、聖杯に取り込まれて魔力が無尽蔵となったセイバーオルタは強すぎます。魔力無制限でエクスカリバーを連続で放ってきます。

 …おいおいどうやって倒すんだよ(^^;)

 ただし、ギリシャの英雄もすぐにはやられません。宝具:十二の試練(ゴッドハンド)で蘇り、セイバーに肉薄します。そこからは大迫力の大戦闘。激しい戦いで壊れゆくアインツベルン城。エクスカリバーで倒してもさらに蘇って襲いかかるバーサーカー。何分にもわたり激しい戦闘が繰り返されますので一見の価値ありですよ!

(C) TYPE-MOON/ufotable/FSNPC

大河とイリヤ

 heaven’s feelの話は stay night や unlimited blade works の英雄譚と本質的に異なり、人間の独善的な部分に焦点を当てることが多く、作品全体の雰囲気が暗く落ち込んでいます。そんな時に士朗や桜を支えてくれる家族のような存在である大河はありがたいですよね。桜が士朗を傷づけてしまうと語ったとき、聖杯戦争に無関係な大河は導いてあげることはできませんが、桜の想いを聞きちんと聞き、そっと心を支えてくれる。本当に大河はいい女です。

(C) TYPE-MOON/ufotable/FSNPC

 イリヤの在り方もまたheaven’s feelでは重要です。切嗣への復讐心から切嗣のようになろうとしている士朗を許せなかったイリヤですが、好きな人を助けたいという士朗に手を差し伸べます。切嗣にもそうあって欲しかった、自分を迎えに来て欲しかったというイリヤの想いが伝わります。そして、大河と桜の話に聞き耳を立てていたことで、切嗣は必死に自分を迎えに来てくれていたことを知ります。

士朗の葛藤と選択

(C) TYPE-MOON/ufotable/FSNPC

 レインのシーンで桜だけの正義の味方になると決心した士朗ですが、「正義の味方でありたい理想」と「愛する女性を守りたい想い」の葛藤に苦しめられます。

 「お前が今までの信念を守るのならそれでいい。結末は見えている。
だが、もし違う道を選ぶのなら、衛宮士朗に未来はない。何もかも失うことになるぞ」

決心を固めた時にアーチャーに告げられた言葉、この言葉が士朗の行く末を暗示しています。間桐桜を殺せば、冬木市の人間たちを確実に救うことができるが、愛する女性は助からない。間桐桜を救おうとすれば、自分の理想や生活、自分自身さえも破滅へと進むことになる。まして、間桐桜が助かる保証はない。 この葛藤に士朗は文字通り身を切り裂かれるほど苦悩しますが、最後には桜を救うことを決断します。その決断は正義の味方なんて関係なく、一人の人間として、男としての決断だったのでしょう。

歌・音楽がすばらしい

 劇中で流れる梶浦由紀さんのサウンドは本当に素晴らしいですね。戦闘シーンの鳥肌を立ててしまうような恐怖を抱かせる重厚なサウンドもあれば、登場人物の心情を反映するしっとりと静謐なサウンドもあります。Fateの世界観に合った楽曲が目白押しで、音楽を聴くために映画を観たいくらいです。

 Aimerさんの歌う「I beg you」では2章の桜の想いが歌詞に全面に載せられています。ある種狂気めいたい歌詞なのですが、それがまた桜の心情が100%投影されていて、これ以外ないと言わせる内容になっています。

まとめ

 2章では間桐桜の隠された秘密が明かされ、衛宮士朗と結ばれる。衛宮士朗は衛宮切嗣から譲り受けた借り物の理想ではなく、自分が愛する女性を助けることを決断する物語でした。3章も劇場版として見たいシーンはたくさんありますが、どのENDを迎えることになるのを楽しみにしながら、前売り券を買いにいきたいと思います。3章の公開時期は2020年春。みんなで桜を観に行きましょう。


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